実家の水槽の濾過槽を容量アップするべく、作り替えることにした。
さずがに水槽容量が約500lといえども、30cm超のセイルフィンプレコ2匹、クラウンローチ3匹、グッピー数百匹、ブッシープレコ数百匹+ミナミヌマエビ数百匹いれば、水の汚れるスピードがべらぼうに速い。
と、いうことで少しでも濾過槽の容量を増やそうと今回、作り替えることにした(といっても、濾過容量17l→36lになっただけだけど)。
まず、材料を購入しにホームセンターへ。そこで、濾過槽となる樹脂製BOXを2つ(小さい一つは物理濾過槽)、VP13のTS水栓ケットとTSバルブ用ソケットを一つ、VP16のTS水栓ケットとTSバルブ用ソケットを3つ、vp40のTS水栓ケットとTSバルブ用ソケットを一つ、パッキンを購入した。
大体の構想は頭の中に描いてあるので、ラフな設計図もなく、いきなり作業開始。まずは、ドライ濾過槽の水抜き用パイプを通す穴をボックスの底へ3箇所開けるための印を付けていく。
端に寄せたのは、空いたスペースに綿などを敷くためである。
印をつけたら、穴を開けていく作業をする。このときホールソーがあると便利である(もちろん電動ドリルがあると良い)。穴の大きさは、25mmであけました。
穴が空いたら、生物濾過槽のふたに物理濾過槽のパイプを通す穴を開けるために印を付ける。
印を付けたら、これまた穴を開ける作業をするわけですが、ここで注意! ここでの穴開けは、VP16バルブソケットの外径より大きい穴を開けないと穴にパイプを通せなくなります。自分はこれを見落とし、2回穴を開ける羽目になりました。
物理槽用ボックスにバルブソケットを取り付け、生物濾過槽のフタとフィットするか確認。なお、物理槽は水を貯めたくないので、パッキンは使用していません。ソケットには本来スリット入れ、底の水も排水したのですが、ディスクグラインダーを持って帰るのを忘れ、次回に持ち越しw
確認が終わったら、生物濾過槽の細工を開始。濾過水を水槽に戻すための管(VP40)を通す穴と濾過槽の底に溜まる汚泥を排水する管(VP13)を通す穴の位置を決め、印を付ける。
印を付け終わったら、ホールソーにて穴開け、VP40のバルブソケット用の穴は57mm、VP13のバブルソケット用は25mmで開けました。VP13用に開けた穴は大きめに開いています。これはホールソーの刃の最小が25mmしかないためで、慎重な方はもっと小さい刃を探してください。
しかし、ここでも失敗。バブルソケットのフランジ部分があることをすっかり忘れ、ネジ部で穴の位置決めをしたため、バルブソケットを取り付けようとするとボックスのフランジに干渉することが判明。あえなく、ボックスのフランジ部の一部を細工することにした。一部をハサミなどで取り除き、バリはドリルのビットに布やすりを巻き、削った。研削ビットがあれば、それを使う方が良いが持ち合わせがないのでその場しのぎで削ってみた。
VP40の方は何とかなったので、気を取り直してVP13を接続していく。ここは水漏れがあってはならい箇所なので、パッキンを穴の両側に取り付け、水漏れを防止する。
この管の先はバルブを取り付け、キャップを取り付けている。汚泥排水時にホースを接続し、バルブを開いて排水をする。なお、排水先は花壇へ排水している。液体肥料のようなもので植物の栄養素たっぷりの水である。これを下水に流すなんてもったいない。
旧濾過槽から濾過リングを引っ越し、濾過槽に溜まっていた少しばかりの汚泥と水も引っ越し、濾過容量が増えたので、新しい濾過リングも追加して設置完了。
これでどのくらい濾過能力が上がるのか、数ヶ月様子をみることにする。
追伸
濾過槽の前にパネルを設置すると目隠しになり見た目が良いのだが、そこまで手が回らなかった。