2018年撮影はじめに「しぶんぎ座流星群」を狙うことにした。去年も撮影した流星群である。今年の極大日時は2018年01月04日05時(日本時)頃と予想されていた。
満月後の空で、条件は最悪の部類、おまけに曇空予想の中、撮影をした。撮影カメラは、デジタルミラーレス一眼カメラのSONY α7S2(ILCE-7SM2)である。
01月02~03日に撮影した中(撮影枚数約1180枚)では、流れ星を見つけることができなかった。大半は曇り空しか写っていなかった。
01月03~04日に撮影したもの(撮影枚数約1070枚)では、3枚ほど流れ星を捕らえている写真を見つけた。この日も9割方曇り空しか写っていなかった。
上の写真が撮影した中では一番明るい流れ星だった。
写真を見て分かるように撮影2日目も雲の多い空で雲間の空に流れ星が写っていないか写真をフルサイズに拡大して目を凝らしながら探した。そうしてようやく見つけたのが下2枚の写真。
特に2枚目の写真は流れ星が判別しにくいほどの光度でかなり暗い流れ星だった。肉眼では観察できないくらいの明るさで、感度の良いデジタルカメラで撮影した写真だからこそ広島市中心部の光害がひどい場所にもかかわらず、写っていたラッキーな流れ星である。
新年早々、成果が少なかったが今年は天文現象も積極的に撮影していこうと思う。月末は皆既月食だ~!